「1.あこがれ」
社会人になってから、毎年、仲間と山梨県の八ヶ岳南麓に遊びに行った。
八ヶ岳、富士山、甲斐駒ケ岳の山々が美しく、たき火をしに行く尾白川の水も
とてもキレイだった。
木々の中で生活をしていると、自然と早起きになり、山や川で遊びまくった。
夜になると、山や川でたき火を囲んで、酒を飲み、普段都会の居酒屋では
語れないような話もすることが出来た。
「こんな場所に住みたい!」と思うようになっていた。
でも、知り合いも友達もいない場所に住むことなど出来ないだろうな、
とも感じていた。
■
社会人3年目の夏に一冊の本と出合った。
「週末・田舎人のすすめ」
という本だった。
「田舎に住めないのなら、通ってしまえばいいじゃないか。」
「都会で仕事して、田舎で週末を過ごせばいい。」
「二重生活は可能だし、楽しいよ。」
そんなコンセプトの本だった。ものすごく勇氣づけられた。
「オレだって、田舎に住めるかもしれない!」
そう思い始めた。
地方に住むことを 真剣に考え始めた。
田舎暮らし本や雑誌を買い集め、インターネットの田舎サイトで研究を始めた。
「家が買えない!(1)」へ 続く
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