「家が買えない!(1)」
学校を卒業してから、10年間横浜の会社に勤めていた。
結婚してからは、横浜のアパートに住んでいた。
長男が生まれてしばらくするまでは
「せまいながらも楽しい我が家」だったのだが、
長男が大きくなってくると、ものが増えてきて 家がせまくなってきた。
アパートは木造アパートの2階だったので、長男が走り回ることで下の人は
かなりうるさく感じているはずだった。
「そろそろ、家を移らにゃ」と思い、いろいろ考えてみた。
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選択肢は
1.もっと広い家を借りる
2.実家で同居する
3.マンションを買う
4.土地を買って一戸建てを建てる
である。
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1.もっと広い家を借りる
は、現実的であるが、3DKのアパート以上となるとかなり家賃が
かかりそうだった。
その横浜のアパートの家賃は10万円だった。
会社からの家賃補助もない。
これ以上のお金を家賃にかけたら、貯金ができなくなる。
これはキツい。
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2.実家で同居する
は、妻の実家は義姉さん夫婦が同居しているのでダメ。
僕の実家は父母二人きりなのでいいかも、と思ったが
同居に向かないタイプの家だし、嫁姑問題が起きそうだし、
何より会社までがの通勤時間が、片道2時間近くになるのが
キツかったので却下。
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3.マンションを買う
は、あまり考えていなかった。
その頃は保険・保証のことは何も知らなくて
「高い金出して買っても地震が起きてツブれたら、
土地は自分のモノじゃないんだから、ゼロになっちゃうじゃん」
と考えていた。
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4.土地を買って一戸建てを建てる
やはりこれが一番だが、一番現実性(実現性?)が無い。
一戸建てを目標に、まずは新聞の折込広告に入ってきた近くの物件に
足を運んでみる。
住んでいたアパートの近くで「庭付一戸建て」を見て廻ってみる。
「いいな」と思う家はどれも4千万円以上である。
「4千万円・・・」
金は当然借りるのだが、返すのに何年かかるのだろう?
途方に暮れてしまった。
「お金なんかはちょっとでいいのだ」
というユニコーンの歌詞を座右の銘にしてきたが、
やはりお金が無いとダメなのかしら、と思い始めていた。
「家が買えない!(2)」へ 続く
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