「父は稼ぎまっせ!」
「父は稼ぎまっせ!」


横浜でSEとして仕事をしていた頃は、働きはわるかったけど残業が多かっ

たので、年収はそんなにわるくなかったんです。

というよりも、家計については奥さんまかせで、ほとんど意識していませんでした。



田舎に転職してからしばらくして、「残業禁止令」&「給与カット」が

発令されました。

これによって、収入がガクンと減ってしまったんです。

次男が産まれ、妻から

「今月、苦しいんだけど。。。」

という言葉を聞くようになりました。



残業が減ることで、自分の時間や家族と過ごす時間が多くなったのはウレシ

かったんですが、その分使えるお金もへってきました。

おこづかいを生活費に補填しなければならなくなりました。

好きな本を買うのにもためらうようになってしまい、市立図書館で本を借りる

ことが多くなったんです。

図書館では、一回に4冊まで借りることが出来るので、今まで自分が手を出

さなかったジャンルの本を借りることが多くなりました。

そんな時、たまたま手にとったのが

「金持ち父さん 貧乏父さん」でした。



「目からウロコ」でした。

「このまま会社にぶら下がっていてはダメだ」と思いました。

「無知」でいることの恐ろしさを知ったような氣がしました。

「今のままぢゃ、イカン!」

「何かを始めなければ!」

と思いました。

(しかし、何から始めればいいのだろう?)

もう一度、「金持ち父さん 貧乏父さん」を読み直して、

まずは、自分の家のお金がどうなっているかを調べました。


我が家の収入は、ほぼ100%、僕が会社ではたらいて得る給与。

つまり「勤労所得」でした。

「金持ち父さん 貧乏父さん」を書いたロバート・キヨサキさんが言う、

「不労所得」「ポートフォリオ所得」「ビジネスから得る所得」はナシ。

かろうじて、銀行からの

「ケンカ売っとるんか!」

というくらいの少ない利子収入。


(マズイ・・・。)




「よ〜し、とりあえず給与以外の収入を稼ぎ出してやるぜ!」

と決意したのが 2002年の年末でした。

(続く)

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